人狼物語−薔薇の下国

329 絶海島奇譚


ダーフィト

[そうした具合であったので、茶の提案には助けられ。>>48
私は被りを振ってから食堂まで彼らの後を追った。

道すがら、カメラを失った手を鞄に突っ込むと昨晩増えたもう一箱。>>1:172
煙が非道く恋しくなったが、彼女のヒントを思い返すと衝動を抑制し。
この一箱は必要になるまで開けるまいと、私は意志を固めた。]

 …………病か。

[新品のパッケージを破き、ジッポで火をつけると、
細く青い煙を吐き出しながら、展開した地図を眺めた。

注意深く淹れられた珈琲を傍らに何をすべきか思慮を巡らす。
行動を始める前に地図にペンを入れようとして、
ベルトバッグから物が落ちる隙間がまた開いているのに舌を打ち。

軍人は最早一人一人を見張ってもいられなだろうと思うが、
先に悪目立ちをしたばかりである。
行動が制限されないうちに遠方をとカフェ跡に目標を定めた。]

(106) 2015/04/25(Sat) 21:02:55

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