― 交戦開始時/「蛟」 ―
さっすが姐御。頼りにしてるぜ。
ウルズも、サンキュー!
[ 言わずもがなの、ディークの言葉に、当たり前とばかりに応じたガートルード>>59に、騎竜の上から笑いかけ、飛んできた光の球>>69を認めるとウルズの方へも軽く手を振って、そのまま一気に上空へと翔け上る。
年下の艦長代理を時折、「姐御」呼ばわりするのは、ディークにとっては信頼の証だ。ちなみに、彼女の父親に対する呼称は「親父さん」となる。
実の父親とは顔を合わせれば「石頭」「馬鹿息子」の応酬になることを思えば皮肉といえば皮肉だが、その親子喧嘩にしても、艦長親子…ひいては、この艦の乗員にも、ちょっと過激なスキンシップ程度に認識されているぽい、というのは余談 ]