ぁ…えっと…
[その登場、何より彼の言動に面食らったまま、パンに注がれるものにも劣った4割程度の…さらにそこから6当分程度削られて寄越された視線に対し、曖昧な笑みで会釈を返してから、何やら複雑な面持ちでいるシスターに目を向けて]
ねえ…街の神父さん…ってああいう方多いの?
あと……花粉症ってこの辺の花でもやっぱりなるのかな?
[フリーデルがこの村の出自でないことくらいは勿論知っていた。少なくとも自身より間違いなく神職に縁もあるだろう彼女に、ごくごく自然に覚えた疑問を尋ねてもみたか?
もちろんこっそりとだったが……
毎年祭に合わせて神父が派遣されるのは知っている。知って入るがこうも強烈な個性を持って現れた者は流石に記憶にもなかった。]