――どうした?[そして質問を、と投げ掛けた所に挙がる手があった>>87。 続く言葉は真摯なもので、セルウィンは一瞬虚をつかれたような顔をする] あ、ああ……。[自分たちにとってはあくまで任務の一つ、多くの隊員はこの土地に思い入れもない。 しかし彼らにとっては故郷を取り戻すための戦い、真剣さが違う。 この先何度も感じることとなる彼らの熱意を、この時初めて目の当たりにした]