[ゲルトの真っ直ぐな答えには、薄く笑んで、幾度か頷き]
……そうか。貴殿が再び我々に味方してくれるというならば、実に心強い。
変わらぬ活躍を期待するよ。
[本心からそう言って。下級天使の運んできたワインにて再会の乾杯を交わし、一口目を含んだ、ちょうど次の瞬間――]
―――――!?
[極めて短時間ではあったが、明確な強い悪意が、庭園から感じられた気がした(>>95)。
表情に少なからぬ疑惑の念を浮かべ、杯を置き、庭園の側を睨みつける。]
……まさかとは思うが……確かめねばなるまいか。
[苦虫を噛み潰したような表情を浮かべて、小さく強く呟いた。
立ち上がり、部屋の壁に掛けてある銀製の長剣を取り、腰に据える。]
……敵とあらば斬らねばなるまい。
ゲルト。貴殿さえ良ければ、力を貸してはくれないか。
[警戒心を強め、庭園へ向かおうとする。共に向かうか一人で向かうことになるかはゲルト次第]