それでも頑張るのがミルさんらしいってばらしいけど...せめて応援くらいさせてよね。[ 文句を続けながら、そっと花の根元に銀製のブックマーカーを置く。湾曲したマーカーの端には、柔らかく光に揺れるムーンストーンが一つ嵌め込まれている ]たまには、お茶して、ゆっくり休んでね?ミルさん。[ それが可能なのかも知らないままで、それでも占い師は微笑んだ。聞こえぬ返事が聞こえたかのように** ]