[男は玄関へ向かう前に広間に寄った、……しかしそこには探した顔はなかったようで探す時間も無いから諦め向かうことにした、もう二度と出会えないわけでは無いのだから。]そろそろ、ですね。[そして見えた壁に寄り掛かる姿>>102、微笑みながら荷物片手に近寄っていくその表情に翳りは無く、何かが吹っ切れたようでもあった]