― 水軍旗艦『八幡』・甲板 ―[巨大海蛇が起こした波に艦が揺れる。ただでさえ揺れに慣れぬ身。両手が塞がっている状態で揺らされれば態勢を崩すしかなかった]っ、[が、それは護衛の手によって事なきを得る。護衛の手を借りて態勢を整えていると、鋭い気配>>93がこちらへと向けられた]