人狼物語−薔薇の下国

496 天穹迷花


朱雀のいとし子 カスパル

[やがて、水鏡から響く歌声。
覚えある声に瞬くは一瞬。

想い込められた声音、その響きに聴き入るように目を閉じる。

同時、思い返すのは、常日頃から母に注意されていた事。

『誰かが悲しむような無茶はするな』と。

常に心に刻む事だが、柔らかな歌声はふと、それを思い出させていた]

(105) 2018/02/04(Sun) 21:46:34

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