行こう。[相棒と視線を交わし、門へと近付いていく。 手を触れれば一瞬にして光景が切り替わり、気付けば広間らしき場所に立っていた。 周囲には四つの階段が、上へと伸びる>>#0] アタシらが登るべきは、これ、だろうねぇ。[そう言って示したのは、周囲の光を吸い込んでいると錯覚するほどに昏い、漆黒の階段。 絆石と似た色合いのそれへ、先導するかのように一歩を踏み出した*]