(>>98)
[しゅん、とする姿に、あぁ、違います、と声を掛けて。こう、自分はどうしてそんなに、機微を感じ取ることができないのだ。]
わたしが任務とかそういう事ではなくて…、民間の方が食事を望む旅なら、もっと、名産があるようなところが楽しめるのではないかと思ったのです。
何分ここは、事前の承諾書でもご存知の通り、そう言った食事や娯楽を楽しむ場所ではないですから。
[歴史跡としては、価値あるものかも知れないが。確かにそれ故に一部の間では有名なツアーだ。多分、本当に偶然なのだろう、募集の告知が彼女の目に入ったのが運が悪かったのか。彼女の話を聞くだけ、もっと良い場所があったのではないかと]
…他の参加者の方とは、交流していますか?
[せめて、一期の出会いが楽しめればいいと。安心して任せられるかと言えば疑問が残る、癖のある人間が多いのは事実だが。]