って、おまっ……!なに、前、出てんだよっ![自分と魔獣の間に割って入ろうとする姿に、とっさに口を突いたのはこんな一言。>>83けれどその言葉は跳ね除けられ、実際の所、動くには血を失しすぎている、というのは自分でもわかっていて。情けなさに歯噛みしながら、対決の行方を見守った]っきしょ……。[下手に動けば、返って邪魔になる。それが何を導くかぐらいは、理解できていたけれど。言葉にできない悔しさが積み上がったのは已む無しか]