― 散策中 ― ふうん、そんなのもいるんだ。[一人だけ、と言及された人物に意外そうな声を出すも、こちらから詳しく聞こうという気はなく。 続く推測には頷いて同意を示す。 相手はこちらほどその状況に痛快さを感じてはいないらしく、そこに少しだけ面白くなさそうな顔をして。 そこに投げ掛けられる疑問>>101] 聞いたわ。[相手へ真っ直ぐと視線向け、肯定する] でもね――あたしは、籠の外なんてどうだっていいの。