>>100,>>101ゲルトさん
[――零れた滴を舐め取られれば、思わずびくりと身体が震え。
…苺とボクと、どっちが赤いのか――そんな事を、ふと。
ゲルトさんの言葉一つ一つが、ボクの全てを止めていくようで
その心地よさに、身を委ねそうになりながら――]
――っな!
あぅう…!ボクはちびっこじゃない、ですっ!
さっきは大人って…言ったくせに…。
そこはかとなく酷いです……あぅ
[挑発されているのか――ボクはこんなにいっぱいいっぱいなのに、
余裕げに子供扱いしてくるゲルトさんに、むっとして]
……あぅう…!見てやがれですっ。
そのネクタイはボクがいただきますしっ、
後で返してくれって言ったって…返さないですよっ!