[ カマをかけて見たら図星だったらしく、
僅かに"おじさん"の眉が動いたのを>>102
考古学者は見逃さなかった。
ん?と聞き返すように笑顔で首を傾げたら
渋々にでも宗教のことを認めてくれただろうか。 ]
"考古学"者サマだからね?これでも。
さりとて、君の信じているものが何でもこの際構わない
僕は宗教学の学者ではないからね
[ 学者ならば嫌う保守的な人種とは違って、と、
前置きする嫌味はすでに常と大して変わらないもの。 ]
問題は、給与分以上に君が働いてくれるかどうかだ。
酒代だけで君が働いてくれるというなら喜んで支払うさ。
そういうわけだ、ほら。立った、立った。
[ 一緒に酒を飲んでも話が弾まなさそうだ。
…それは同感だとは思うが学者は口にしない。
おそらくはこの"約束"もまた叶うことはないと知っているから。 ]
[ 彼を立つように促したら、
気力がないようなら引っ張り起こして、
必要がなければ立ち上がるのを待って、言う。 ]