詭弁だな。>>93
さっきも言ったと思うが。
オレは他の誰でもない『あんた』がほしいんだよ。
天使であろうと、なかろうと、な。
[捨てるつもり等、毛頭ない。それに]
あんたを守ることは、
あのひとの望みでも、あるんだ。
[あのひとはもう、
自分たちからは遠いところへ行ってしまったけれど。
それでも、
「エレオノーレを守ってやってほしい」という
あのひととの約束は、今もオレの中で生きている]
……ああ、そうだとも。
あんたは"セレスタイト"だ。
[最早、彼女は神の手足ではない、
オレだけの愛しい、愛らしい
ひらり、視界の端に空の色した羽が一枚
寝台から床へ落ちていくのを横目に捕らえながら>>94
ゆっくりと目の前の彼女に覆い被さっていく。
その内側にある