おババ様!済まん、こいつの治療を頼む!
[ だから、探検行の終わりに、クラリッサが発熱した時には、大慌てで里一番の治療師の元に駆け込んだ。
その治療に立ち会ったおかげで、クラリッサの義体のことと、その他にも知り得た事があったのだが...回復した相手にオズワルドが告げたのは、ただひとつ ]
お前の足、それだけの技術がこの世界にあると、俺は初めて知った。それはどんな魔術でも、精霊の力でも、真似できないものだろう。
[ 魔術や、精霊の力には多かれ少なかれ時間的な効果の限界がある。失った手足を恒常的に補うには、義体の性能と耐久性以上のものはないと ]
俺も、お前の国に一度出掛けてみたいもんだ。
[ クラリッサに聞いた国の様子、そしてその一族の気質、>>74それを直接見てみたい、と...また来る、と、言い残した相手に、思わず口にしたそれは、叶わぬはずの願いだった** ]