[数を減らした傭兵騎兵3隊は尚も追い縋る敵騎馬隊を振り切れずにいた。
人馬一体の動きをする彼らに揺さぶりをかけんと弓兵が矢を放つも、その勢いが削がれることはない。
射程に捉えられた騎兵が射抜かれ、馬上から落ちた。
このまま逃げてばかりでは矢を射られるだけ。
そう腹を括った騎兵は馬首を返し敵騎馬隊へと突撃をかける。
矢を射られたとしても避けることはなく、擦れ違う軌道へと入れたなら、その胴を薙がんと刃を振るった]
[敵弓兵からの射撃により、弓兵もまた数を減らしていく。
弓兵は騎兵の援護を中断し、敵弓兵へと射掛け始める]