[ミーネが既に拒絶を示していることは、…にも伝わった。そして、彼女の口から出た事象は、衝撃のものだったのである。]
俺が、ドロシーを襲った……?
[何も思い当たりがない。通信を切られてから、何一つ関わりすらないのだ。これは嘘だ。つまり、ミーネにこれを吹き込んだドロシーは人狼だったのだ。]
違う!そんなことはしていない!
連絡を一度とって、ドロシーとはそれきりだ!
[それがもう届かぬ言葉だとは知りつつも。
今は信じて貰えなくても構わない。いづれ彼女がその真実に辿り着いてくれさえすれば。]