…………大切に…て…… …安心、しろ、て… 俺もちゃんと護るから、大丈夫だ…て。 ……いったのに…… 死ぬのも恐いって。云ってたんだ。 ひとりになりたく無いって。 俺は、リーザの…聖霊様なのに…。 だから安心しろって。そう云ったのに――っ[ふたつの掌で抱いた、赤羽の小鳥から、はらり、と。白い雪化粧を薄く施された赤羽が、掌の間から零れ落ちた]