[翼人が去り少しした頃、神官長の声が空間に響きだした>>18] …… …… ……そういう腹か。[火炎と疾風の2組に告げられた試練、それにぽつりと零した] ルート、あいつめ。 とことん強引なくらい、僕達に経験を積ませたいらしい。 さすがにそちら方面は、僕の予想を飛び越えたぞ。[本当に、何と言う事を考えているのだと、感服半分、いっそ呆れ半分。ひとまず今は対岸の事態ではあるが、そんなもの、すぐに此方も同じ目にあう事は誰の目にも明らかだった]