まあいい、 戦場に立ちたいのなら、そこが特等席だ。[告げるや、戦艦は紺青の空間を進み始める。闖入者のことは、手当をしてやることもなければ、拘束もしない。むしろ、何をするだろうと期待している。そして、操作板に指を走らせ、ボタンをひとつ選んで、押した。仕組みはよくわからないが、地上へと落ちる光の柱が窓のひとつに映し出される。] これで攻撃できるらしい。[裡なる声のままに、それはまるで無差別な侵攻であった。*]