巫女姫……は、なんて言えばいいかなぁ。
島を包む力を司るもの……かな。
ずっと昔にたどり着いた民の象徴で、どうやってるかは知らないけど、島の周りを嵐で閉ざす力の繰り手。
偉いっていうか、まあ、大事な存在なのは間違いないんじゃないかと思う。
[巫女姫の在り方は、学館で伝え聞く程度の事しか知らぬから、知る限りを口にして]
それだけの力を司れる、っていう点では、凄い存在だな、ってオレ個人は思ってるけど……。
[一族的にはね、と。
付け加える際に滲むのは、微かな苦笑。
千年の昔に相容れなかった結果が今であり、その時に根付いたものは大きい]