どんな所、かぁ……。[ゆら、と戻った視線と共に向けられた問いかけ。ほんの少し、困ったようないろが瞳に宿る]よく、覚えてないんだよね。ここに連れて来られたの、ちっちゃい時だったし。ただ、ボクがいた場所は……空が近くて。凄く、やさしい場所だった。[言いながら、視線はつ、と空へ向く]