人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


上級将校 サシャ

― 南ナミュール島東部・スルジエ ―

 報告致します。
 サシャ、ただいま帰還いたしました。

[ シュビト近郊から遠く、峻厳な地形に囲まれたスルジエに帰還して隊長に報告を済ませる。地方貴族の一人である主は四季祭の一つ、風花祭>>6に合わせて首都ブラバンドに詰めていたが今は領地に戻っていた。]

 軍営に兵は止めておけとの事でありましたが…。

[ マチュザレム共和国の使者が王府を訪れた後>>29、シュビトで民主化を求める運動が活発になってきている。
 道中拾った話によれば、それを鎮圧するべく派遣された先遣隊の後詰として姫殿下自ら率いる親政軍がブラバンドから南下してシュヒトに向かっている>>24という事だった。
 今までにない大規模なその派兵は、運動が今までとは比べ物にならない大きさになっている証でもある。

 外向きは中央からの動員に唯々諾々と従うだけの諸侯も、独自の動きをする者も出ているらしい。そんな中立という名の様子見、日和見を決め込む者に対して求心力の回復という目論見もあるのだろう。]

(103) 2015/03/06(Fri) 21:10:56

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