ここの部分の魔力波動は……異界交信系のそれですね。あちらも同じく……という事は、こことあちらの共振で、接点を作り出している、と。ここは、全体の調律系かな……ふむ、そうなると残りは……。[水晶柱に宿る力の種別を確かめ、その結果と仮説を魔力を持って書に記していき]……つまり、ここに魔力を供給すれば、休眠は解かれて起動する……と。[最終的にたどり着いた論を確かめるように、柱の一本に触れて自身の魔力を送り込むと、魔法陣全体が淡い紫の光を放ち、同じ輝きが中央の水晶柱の内部を満たした]