[きゃあ、と華やいだ歓声が上がる。
見れば、原下新町商店街イケメン一号の登場であった>>99]
あら、こんばんは。
[そのまま厨房に入る彼に、店の美女たちが幾人かまとわりついてゆく>>100]
……相変わらずの人気ねえ。
[呑気に眺めているうちに、あらかた料理も終わったようで]
「ねえねえ、パーティなんだからぁ、仕事着のままってわけにはいかないでしょぉ?」
「衣装なら、貸してあ・げ・るから、ほら、こっちで着替えましょ☆」
「ちゃあんと、ウィッグもお化粧品もあるのよん」
[何やら怪しい雲行きになっているようだ]