[帽子をぎゅっと深くかぶる。俯いて、小さい声で続きを吹き込む]
…昨日、この発言が出た時点で、リュカさんアリーセさんのどちらかにスキャンが当たりそうだったこと。二人とも戦術論はあまり得意ではなさそうなことを加味して、
[言いたくなかった。
優しくて穏やかで、落ち着いていて。いつかあんな風になりたいなって思っていた先輩だった。
異邦人と接触して、怖かった気持ちを一番に汲んでくれたのもアリーセだった。
そんな大事な先輩すら疑わないといけないのが、辛かった]
私は、二人が仲間であってもおかしくない…と、考えています…
…アリーセさん。
あなたがバグじゃないなら、私が間違ってる。だから、…いろんな意見をください。一緒に考えさせてください。…お願い、します