人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


独立解放軍副将 マーティン


 ツェルと言ったか。

   ……お前さん、良い将を持ったなぁ。

[>>39 両の掌を受け皿のようにして、己が戦斧を防ぐ若き戦士に声を掛けた。
咄嗟の判断とは言え、手を盾代わりにするとは、良い度胸と判断だ。
経験の無い兵ならば、首を竦め、身を縮めるだけに終わるのだが。

それにしても一介の兵士の為に、命の危険を冒してまで助けに来ることが出来る将は、なかなか居ない。
多くの将は、兵士たちを駒か道具かにしか思っていないのだから。
そうでないとしても、なかなかその勇気を持ち合わせるだけの猛者は居ない。

それだけこの兵士と剣士には、強い絆があるということなのだろう。]

(102) 2016/02/15(Mon) 19:27:23

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