人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


翡翠の巫女 リュカ

 いい、よ。
 師匠にそんなこと、頼める立場じゃ、ないんだから。

[声を荒げられてはいない、けれど明確な拒絶をそこに感じていた>>75
 巫女のことを語る口調は、決してこちらを指して言っているわけではないのに、何故だか我が身を苛まれているようだった]

 ごめん、ちょっとだけ……。
 頭、冷やさせて。

[結論は保留したまま、一度独りになって考えたくてその場を去ろうとする。
 足取りは重く、数歩進んだところでついに立ち止まって、背を向けたまま言葉を零した]

(102) 2020/02/21(Fri) 23:52:13

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