…………なっ、[触れるとはそう言うことなのか、と。言葉にはならず、ただ表情だけが睨む形に。左手を左頬に当てれば、ほんのりと熱を帯びているのが分かった]待ちなさいっ![後方へと跳躍するのを見て、やはり打って出るべきと距離を詰めるべく駆け出す。ただ飛びかかるのは、恐らく最初に会った時の二の舞になるだろう。それならば、と]えいっ!![手が届くまで後数歩、と言うところまで来ると蒼月の足目掛けてスライディングを仕掛けた*]