[幼き水の精が集まり、血脈の者と共に赴く事を決めた御魂を賀す。
きらきらと光を放つ水の飛沫に少女も目を細め、陽光を反射して纏う領巾が虹色に輝く。
やがて、レオの元に力が凝縮した精霊石の欠片が届いた。
彼女から感じられる流水の力が強まったのに少女は目を細める。
――その姿はとても眩しいものに見え、護らねばとの思いを強くした。
する事を、と言われれば少女は大きく頷いてみせ]
――はい。
先ずは身を護る術を守るべきかと。
流水の力を引き出す方法を覚えねば。
この世界についても知って頂く必要もありますわね。
それから…