[騎竜師の扱う武器や戦闘スタイルは様々だ。 必ずしも筋力が重視されるわけではないが、自身に足りないものを補うためや強みを生かすため、あるいは単なる趣味として、筋トレに集う者たちがいた。 そんな集団が密かに一目を置いていた存在。 それが精霊師学科の青年だった>>101][『師匠』なる仇名が囁かれたり、いっそ本当に顧問になってもらってはという声が上がったりもしていたが、果たして本人の耳にはどこまで入っていただろうか]