― 5年前/魔法学園都市 ―[そっちに行く、という声に、うん、と短く返してその時を待つ。やがて、対岸から飛んでくる人影>>95が見え――] って、ちょっ![飛んでくる軌道の高さに、上ずった声が上がった。あのままだと、岸を大幅に通り越して、どこかの建物に突っ込む、と。そう、気がついたから、躊躇う事無く飛行の歌を吟じていた]