――そんじゃまァ、またくるぜ。[祭が終わると同時に向日葵村を出た。次は*月下美人*村に商品を届けることになっている。旅商は楽しい。いくらかの危険はあるものの、こうして人と触れ合い、遊び、新しい毎日を送る。そんな生活が自分にとってはとても楽しいものに思えた。次来る時は皆元気に会えるだろうか。それはまだわからないが、思い出に■moccasin色の 大瓶 を村長にプレゼントしてきた。次来た時も覚えてくれてると良いのだが。]