―いつか拠点にて―
そうかい。それはよかった。
[こちらの監視する者が注意深くこちらを見ながら聞き耳を立てる様子に、露骨にいやそうな顔は返したが、それも一瞬]
決着はいつかはつけるべきだ。
[それは自分にもいえる、もしかしたら彼ならば…、自分の迷いについて何かを知っているかもしれないが……、
それを聞くことは意識の外に追いやる。
敵との繋がりを感じさせることは自分だけでなく、コンラートにも害が及びかねない。監督不行き届きとして]
彼女…?
[その言葉>>75にひっかかるものはある。思いあたるものはあるにはある言葉、何より聞くのをやめたことに関係することでもある。
ただ、彼と
短い通信はそこで終わりとなるだろう]