[石柱を上下しながら、一匹一匹確実に化蛇を落としていく。
体力は無尽蔵ではなく剣の重さも徐々に効いてくるが、今は踏ん張りどころと心得ていた]
マリエッタさんには、休んでてもらわないと。
[皆がその時に備え、警戒しているのがわかる。
敵の親玉と戦うならば、鍵となるのは確実に土気操る彼女。
ゆえに小物と対する今は、彼女には温存してもらわねばと]
[そして朱雀神の陽気が、濁流へと差し込んで>>99]
出たな……!
[朱雀神を追うように宙へ飛び出した二翼の蛇>>100を、石柱に足掛けたまま目で追った**]