[自由でいたい。
そう語る師匠の姿>>75はそれまで感じていたものと相違するものではないけれど、押し掛けた自分や何も言わず受け入れてくれていたことを思うと、申し訳なさに眉が下がるのだった。
あの旅についてどう思っていたかは既に聞いていた>>50から、引き摺りはしないけれど]
難しいですね。
国のものを奪っていくのまで自由とは……私はあまり言いたくない。
[結局その部分は、二人の意見を分かち続けるだろうと思いつつ]
未知を楽しむ?
……そういう目的でここに来る人もいるのですね。
[驚きと呆れと感心が混ざったような顔で師匠を見た。
安易に踏み込める場所ではないが、別に禁じられてはいないのだから、様々な理由を持った人間がここを訪れていたのだろうとようやく思い至る]