……そういやさ。見分ける力、だっけ?他にも似たような力持ってるの、いるの?『ああ、大体が願いに関連した力だったりするが……』じゃぁ、僕にもなんかあるの?『……残念だが、君の場合は願いの叶え方が複数あるからか、そういう力が今は発現しなかったみたいだ。 あー、そんながっかりすんな。 自分に向いてるその方法を君が見つけれたなら、力はいつか手に入る。』そ、っか……。[少年は、考え込む。どんなやり方が向いてるかなんて*今はまだ見える訳が無い*。]