[―――ガン!!] い ……ったぁ[派手な音をたてて、生首とレトの頭が激突する。膝をついたのは、レトのほうだった。そのまま、駆け抜ける二人を目で追うこともせず] 痛い……ほうが、いいよねぇ[赤くもならなかった額を、ゆっくりと撫でた]