人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


ゼファー軍人 フェリクス

[率いる隊は、槍を主武装とした騎兵600と剣と丸盾を用いる軽歩兵400の混成部隊。
支度を整えた兵たちはそれぞれの小隊長の元に整列し、出陣の時を待っていた]

 さぁーて、それじゃあぼちぼちと行くよ。

[最初の一言は緩いものだが、瞳に宿るのは鋭いいろ]

 さっきも伝えたが、今回の相手には本来戦場に立つ事のない連中……逃げた半島民からの義勇兵がいる。

 が、牙をもって立ち上がったからには、戦場に生きる者と立場は同じ。
 侮ることなく、そして、一切の容赦なく、蹂躙しろ。

 ……甘く見れば足元を掬われる。
 半端に生かせば簡単に死兵と化す。
 普段戦わない連中ってのは、面倒極まりない。

[淡々とした口調で、そこまで告げて]

(101) 2019/11/02(Sat) 15:51:52

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