[>>87 引かれた椅子に、ありがとう、礼を告げ。
死体の傍で食べ物を口にする事も慣れてしまった男には、
食事中であれ、気になるような話でもない。
ただ、神父――ジムゾンと名乗った彼>>83の耳には入らない方が良い話か。
ディーターに関しては、自分と同じような事をしているのならば、
気にする必要もなさそうだ。]
……ニコラス兄さんが思ってる程子供じゃないぞ?
[彼の中では、自分はまだ子供の頃のままなのだろうか。
18年も経過すれば、遠慮やらなんやら、覚えるに決まっている。
苦笑をしながら、肩を竦め。
若干口調が崩れているあたり男なりに甘えているのだが、
昔と比べれば微々たる変化なため、ニコラスが気づけているのかは分からない。
レジーナにスープとサラダを頼むと、
野菜けのない注文をするディーター>>71に笑みを漏らす。]