人狼物語−薔薇の下国

329 絶海島奇譚


ダーフィト

 お恥ずかしいことに書類はどうも書慣れなく。
 元々がそそっかしくて助かります。

 ああ、いや。

[軍人像との落差からか、音読する間も彼女をじっと見てしまっていたらしい。
私は灰色に濁った曇天に掌を向け、薄暗くてと前置いた。]

 埃があったかと思ったけど、気のせいだったみたいです。

[心意はともかく彼女の声に明るさが戻るのを見れば、肩の力が抜けた。
頬も自然と緩んで無理のない表情になるのを自ら感じる。
私は魅力的な提案に首肯いて、先導する彼女の後をついて行った。]

(101) 2015/04/22(Wed) 03:20:34

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby