― 渡り廊下 ―[伸ばした腕は空しく空を切る>>96]このっ 、[先程からの態度もあって逃げられるのが悔しくて、欄干の上へと立った各務さんに思わず足が出た。叔父仕込みの蹴りが欄干の上目掛けて宙を滑るも、それすらも躱され、各務さんはロスリンの背後へと着地する]相応の覚悟、って。[何のこと、と問う前に各務さんは駆け出していて。>>97捕まえるにはもはや遠い彼方]