大丈夫ならばいいんだが……。[男が落ち着いた様子を見れば>>100複雑な表情ながらも、ふぅ……と息を吐く。] 参謀、ってんなら俺の方じゃないな。 声をかけるくらいなら、名前くらい覚えてやったらいい。[そうウェルシュに声をかけ。リヒャルトに向けては、] ……飴玉も、案外凶器になるかもしれないぞ。 何はともあれ、お大事に。[ウェルシュのことをからかうように笑いながら、ひらひらと手を振って、その場を立ち去ろうと二人に背を向けた。]