>>76
……うん。
……お腹減ってる、よ。……皆からのお供え物、ペロリって食べちゃった……よ。あれだけの量で……、満足するわたしじゃない……。
…ううん。…多分ね、……満足する事はもう無いんだ。
[トールは手を伸ばすが、サシャに触れる事は出来ない。]
分かんない……な。目にも見えなければ……、そんな実体のないもの……。
どうして、人は必要とするのだろう……。
なんて……、今や幽霊のわたしが……、こんな事を言うのは可笑しい……かな?
冥土の土産に何か最後に作ってもらおうかな。
[くすりと笑ってそうお願いした。]