――はぁ。
[着水したまま動かなかった複葉機の主の名は、シュテルン・シエル。
命に別状は無いと報告を受ければ、息を吐いた。
何とか複葉機も移動させてきてくれた小型艦に感謝し、青年とその愛機を引き受ける。
虹はナハティガルの技師たちに預けられる。
過去>>1:405にもこの機体を整備した事ある彼らは、現段階で行える的確な整備をしてくれるだろう。
状況を受け、頷き。]
医務室だな? 見てくる。
悪ィ、少し頼むわ。
[頼むの内容は指揮権だったりするものだから、「そんな軽い口調で投げ渡さないでくださいよ」と文句が出るものの、誰も止めない。]
走って戻るよ。