…そうかもしれない。そうだとしても、始めから諦めていては何も変わらない。それに…[本当にそれでいいのかと問いかけたが、泥酔しかけていた彼女の返事はいいとも悪いとも取れず。結局あとは、流すように酒を飲むミリアムに長く付き合い、約束どおり彼女を部屋まで送り届け。翌朝まるで二日酔いなど感じさせない足取りで、変わらぬ任務についたのだった*]