[無意識に眠りを欲していたらしい己の身体は「今度は食事だ」、とでも言うように空腹を訴え、ちいさく腹の虫がそれを伝えてきた。] メイン・サロンに行けば何かしら食べるものでも、あるかな……[レストラン街へ行ってもどこも営業していないだろう。食べ物か、その場所を尋ねることの出来る人間か。あるいはそのどちらもを求めて、メイン・サロンへと向かった。**]