そういう時は……[他に手が思いつかなくって、と応えるキアラに口を開く]周りに相談するっていうのもひとつの手だからねえ。今回はそんな時間なかったから仕方なかったし結果的に討伐できたからよかったけれど。[考えておいてね、と言いたげな表情。足りないところは――なにも無理に自分だけで埋めなくてもいい。それは鬼族のような強さを持たないところからくる考えなのだろうけれど、『柱』として集められた者達の多種多様性を思えば、支え合い補い合うことも『世界』の意志――という気がしなくもないわけで]